運営者プロフィール
臨床検査技師のぺんさんです。1986年に国家試験に合格し、首都圏の公立病院や保健所で検査の仕事をしてきました。具体的には、病院では血液や尿の検査、保健所では水質検査、食品の添加物や青果物の残留農薬などの検査をしていました。また、2016年に認定臨床化学・免疫化学制度保証管理検査技師の資格を取得しました。このブログでは、これまでの経験をもとに、新しい情報も取り入れながら、臨床検査についてわかりやすい言葉で書いていきたいと思っています。
ブログの目的
私がこれまで携わってきた血液や尿の検査は検体検査と呼ばれています。この検体検査は現在の医療体制の中では欠かせない検査で、診察前検査として実施されている病院も多いと思います。しかしこの検体検査は、臨床検査技師の中では面白くないと言われることが多く、それは昔も今も変わっていないように思います。もちろん一生懸命頑張っている技師もたくさんいます。でも私は、多くの技師に検体検査の重要さを感じて欲しいと常々考えており、これがこのブログをはじめようと思った大きな目的です。
このブログに訪れてくださった方へ
臨床検査に特化したブログにはなりますが、臨床検査技師の方々だけでなく、ほかの医療従事者の方々や、医療と全く関係のない方々にも読んでいただけるような話題にも触れていこうと思っています。検体検査は病院や健康診断などで行われるている検査で、一般の方々にも意外と身近なものだったりするのです。ですから、あっさりと「関係ない」などと思わずにお付き合いいただければと思います。健康について考えるきっかけになるかもしれません。そして臨床検査技師の方々には、検体検査の大切さを考えるきっかけになればと思っています。