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採尿・採便と検査

虫卵検査 [便検査のこと3]

寄生虫の感染は、現在では減少傾向にあります。しかし寄生虫がゼロになったわけではありません。海外渡航からの帰国後の体調不良は寄生虫検査の対象となりますし、好酸球増多症などのときも虫卵検査が依頼されます。しかし、検査技師は検査の経験が少なく、検査技術の水準の維持や継承が難しい現実があります。
採尿・採便と検査

便培養検査 [便検査のこと2]

便の培養検査は、経験したことがある方は多くないかもしれませんが、重要な検査です。便の培養検査の目的は、感染性腸炎の原因の特定、腸炎の感染性か非感染性の鑑別、食中毒の原因菌の特定、調理従事者に対する健康保菌者の早期発見などであり、診断、治療だけでなく、予防にも関わる検査といえます。
採尿・採便と検査

蓄尿 [尿検査のこと4]

「蓄尿」とは一定時間の尿を専用容器に溜めるものです。通常24時間で行われ、成分の測定を行います。腎機能の評価のためのクレアチニンクリアランス、尿蛋白や尿糖の1日排泄量などの検査に、24時間蓄尿は欠かせません。蓄尿は「ただ溜めるだけ」なのですが、正しく行われずに検査結果が参考値となったり、検査中止となることも少なからずあります。面倒な「蓄尿」ですが正しく理解していただきたいです。
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臨床検査技師への道

臨床検査技師になるにはどうすればよいかについて解説しています。臨床検査技師養成課程のある学校、どのような勉強をするのか、などについて、最近の情報を取り入れながら説明しています。また、どのような人が向いているのかについては、経験をもとに私見も交えながら書いています。
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